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2017年3月25日土曜日

第17回おたのしみ会クレマチス

本日、第17回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。大阪天満宮研究所研究員の近江晴子様とフリーライターの前川佳子様に「船場大阪を語り継ぐー明治大正昭和の大阪人、ことばと暮らし」というテーマで講演をしていただきました。
お二人は、月刊『大阪人』に「大阪言葉を語りつぐ」という連載を7年続けられ、昨年、その中から50編を選び、今回の講演のテーマと同じタイトルで本を出版されました。
『大阪人』の連載の中には、先代女将も取材を受け、その時の記事を資料としてお持ちくださいましたのは、嬉しいサプライズでございました。
明治時代、北浜界隈にはたくさんの料理屋があったこと、中之島が、今のなにわ橋のあたりまでしかなかったことなど古地図を拝見しながら解説をしていただき、また、、取材の折のエピソードなどもお話しくださいました。お客様の中には、船場に縁のある方々も多く興味深く耳を傾け、喜んでくださいました。街の歴史を知ることは、我が街への愛着と誇りにつながると思います。大阪市の中央区に人口が増えつつある今は、語り部の方がおられることは貴重な財産だと思います。これからの若い世代の方々にも船場の文化を知って、新しい時に生かしていただけたならとても嬉しいです。



              

2017年3月17日金曜日

大阪の恩人 五代友厚

大阪地下鉄堺筋線『北浜駅』構内、天下茶屋方面、進行方向最後尾の壁面に、大阪商工会議所の広告があります。大阪の恩人、五代友厚にゆかりのある場所を紹介するもので、大阪会議の場所として花外楼を紹介していただいております。






 

2017年3月8日水曜日

"初公開”木戸孝允の扁額

本店玄関に、木戸孝允の扁額を掛けました。
表装も額装もされず、”まくり”の状態でくるくると丸められて倉庫に保管されていたものが木戸孝允の手によるものだとわかり、表具屋さんにお願いして額装していただきました。
花外楼滞在中に即興で描かれたであろう、なかなか趣のある書画です。