花外楼ホームページ

2023年12月2日土曜日

第85回おたのしみ会クレマチス

 本日、第85回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。2025年の大阪万博まで500日を切り、前売り券の販売も始まりましたが、今回は大阪大学名誉教授の宮本又郎様に『万博の歴史と大阪』というテーマで講演をしていただきました。
日本で開催された公認万博は2025年の大阪万博で6度目、そのうち3回は大阪での開催となります。どうして大阪人はこんなに万博好きなのか、その要因となった1903(明治36)年に天王寺と堺で開かれた第5回勧業博について、そして2025年の万博以降の展望やこれからの万博のあり方についてお話をしていただきました。







2023年11月4日土曜日

第84回おたのしみ会クレマチス

 本日、第84回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、大阪樟蔭女子大学学芸学部国文学科准教授の古川綾子様に『上方喜劇の歴史』というテーマで講演をしていただきました。大阪発祥の芸能として藤山寛美や花紀京などの名優とともに、いつの時代も人気を誇ってきた上方喜劇について、そのルーツを紐解き、なぜ上方で喜劇が誕生したのか明らかにするとともに、松竹と吉本それぞれの喜劇の違いについて解説をしていただきました。
身近にありながら、意外と知らなかった上方喜劇の歴史についてわかりやすくお話をしていただきました。





2023年10月7日土曜日

第83回おたのしみ会クレマチス

本日、第83回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、京ことばで源氏物語の女房語りを通し、失われゆく美しい京ことば、やまとの心を後世に伝えるべく語りの会を開催されている山下智子様を講師にお迎えしました。
2019年の秋に第7帖『紅葉賀』、2020年の春に第5帖『若紫』、2022年の夏に『夕顔』をご披露頂き、今回が4回目となります。今回は第二帖「帚木」の後半で、源氏が空蝉の君に出会うところから、第三帖「空蝉」をご公演いただきました。しっとりと柔らかな女房ことばに、ひととき平安の時代へと誘われました。山下様の美しい語りに心癒されるひと時となりました。




2023年9月9日土曜日

第82回おたのしみ会クレマチス

 本日、第82回おたのしみ会クレマチスを開催致しました。
今年は、司馬遼太郎の生誕100年の年。司馬遼太郎が若かりし頃勤めていた産経新聞の論説員をされている山上直子様に『生誕100年 色あせない司馬作品の魅力』というテーマで講演をしていただきました。
小説は今も映画やドラマの原作になり、紀行やコラムもドキュメンタリー番組が制作され続けなるなど、その魅力はあせることなく多くのファンを引き付けています。代表作について、紀行文の魅力、エッセーや対談集から見える人としての魅力などについてお話していただきました。
床の間に、当店所蔵の司馬遼太郎の色紙を飾らせて頂きました。