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2020年9月19日土曜日

第54回おたのしみ会クレマチス

 本日、第54回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、大阪芸術大学客員教授で考古学者・印学家の久米雅雄様に「日本のはんこの歴史と将来―大阪会議・はんこ編―というテーマで講演をしていただきました。
新型コロナウイルスの感染拡大により、書類にはんこを押すためにだけ出社するなど在宅勤務の弊害として取り上げられることが増えました。
しかし、日本におけるはんこの歴史は、西暦57年の「漢委奴国王印」に始まり、飛鳥・奈良時代には「天皇御璽」を頂点とする日本独自の印章が登場、平安時代以降、「花押」に変容しますが、サインでは本人同一性の確証が難しいという理由で「花押の印章化」が進み、これが信長・秀吉などの戦国大名の印章へとつながっていきました。そして、江戸時代以降、武家だけでなく庶民層にも「印判」使用が普及し、明治6年「印鑑登録制度」が布告され今日に至ります。日本人の叡知と努力で根付いたはんこ文化はこれからも継承されていくべきで、デジタル化が進む世の中だからこそ署名と捺印はとても重要であるとおっしゃいました。
印章史という難しいテーマでしたが、印章もいくつかご持参いただき、非常にわかりやすくお話しいただきました。酷暑も一段落し、さわやかな天気のもと多くのお客様にご来店いただきました。




2020年8月8日土曜日

第53回おたのしみ会クレマチス

 本日、第53回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、大阪歴史博物館学芸員の中野朋子様を講師に迎え「知られざる近代大阪の名工たち」というテーマで講演をしていただきました。
 大阪は江戸時代にはすでに商都として大いに発展し、鴻池家・住友家・平瀬家などの大きな両替商が展開することで、茶の湯や能楽などが大いに発展していました。さらに明治時代になると、藤田家などの新興の財閥も本拠を構え、商業の都としてさらに発展しました。こうした家々の存在は、美術工芸的な需要を生み、それに応えようとする職人たちが競って制作活動をおこなうことで、名工と呼ぶにふさわしい優れた工芸家が育ち、ついには国内外の万国博覧会で日の目を見ることになりました。
 とても、興味深く面白い内容で、お客様からはもっとお話を聞きたかったとのお声を頂戴いたしました。
 また、当店所蔵の櫛や笄、かんざし等を展示させていただきました。

2020年7月18日土曜日

第52回おたのしみ会クレマチス

本日、第52回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の西村喜子様とテオルボ奏者の黒田智子様を講師に迎え、「ヨーロッパ古楽の旅〜ヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボで〜」というテーマで講演をしていただきました。
16世紀から18世紀のヨーロッパでは、宮廷を中心に王侯貴族の人々による華やかな文化が花開いていました。ヴィオラ・ダ・ガンバとテオルボは、当時もてはやされた弦楽器です。
重厚で柔らかな音色に、心癒されるひと時となりました。お客様からも素敵な音楽を聴けて良かったとのお声を頂戴いたしました。






2020年6月27日土曜日

第51回おたのしみ会クレマチス (6/27)

本日、第51回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。花外楼女将 徳光正子が「再版『花のそと』より維新の秘話とういうテーマでお話をさせていただきました。
先週も開催をさせていただきましたが、本来は本日27日を予定しており、多くのお客様からのお申込みがあり、急遽2回講演をさせていただく事になりました。多くの方のご参加をいただき感謝しております。
『花のそと』をもとに花外楼の歴史や、創業190年にあたり花外楼への思いなどを語らせていただきました。
お客様から、昔を懐かしく思い出しましたなどのお声を頂戴いたしました。
お客様からサプライズの花束のプレゼントや、お客様から昔の北浜の様子などを聞かして頂き、感激いたしました。