本日、第103回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
今回は、天満切子㈱取締役の津田晃弘様に「暮らしを彩る天満切子~ガラスがつなぐ伝統と未来」というテーマで講演をして頂きました。
切子と言えば江戸切子や薩摩切子が有名ですが、大阪には江戸時代、長崎からガラス製法が伝わりました。大阪天満宮正門脇には「大阪ガラス発祥の地」の石碑がありますが、江戸時代中期にガラスの製造が始まり、界隈に次々と工場が出来、ガラス文化が広まりました。そのような歴史を基にして、近年、天満切子が生まれました。
天満切子の誕生からこれまでの歩み、デザインや技術の特徴、そして地元・大阪でどのように根付き、広がって来たかをご紹介いただきました。
商品も展示していただき、皆様にご覧いただきました。
2025年7月12日土曜日
第103回おたのしみ会クレマチス
2025年7月1日火曜日
天神祭 お迎え人形
花外楼北浜本店に御迎人形を展示しました。平安時代の中頃、951年に始まった天神祭が、現在のように盛大になるのは、17世紀末の元禄文化が華やかな時代でした。そのころ、神様を奉載した「船渡御」をお迎えするための「お迎え船」に、豪華絢爛の風流人形が飾られるようになったのです。この人形を「御迎人形」といいます。
花外楼では、毎年、大阪天満宮より「御迎人形」をお借りし、展示させていただいております。今年の人形は、「胡蝶舞」。胡蝶舞は、六十代醍醐天皇の延喜八年(908)に山城守忠房朝臣が作った舞楽。華麗な羽をつけて蝶のように舞うのが特徴です。
2025年6月21日土曜日
第102回おたのしみ会クレマチス
本日、第102回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
今回は、大阪の漆芸家の川端宏房様に「漆の華 漆黒の闇と蒔絵の輝き」というテーマで講演をして頂きました。川端様は、六代目川端近左のご長男として生まれ、幼き頃より漆芸に慣れ親しんで来られました。幼少期の感性を大切に、ユニークな作品作りをされておられます。漆の木、漆とはどんなものか、蒔絵の材料、道具や素材、ご自身の作品について説明をしていただきました。
床の間に、当店所蔵の歴代の川端近左様の作品を展示いたしました。
また、川端様にご自身の作品をお持ちいただき、皆様にご覧いただきました。
2025年5月13日火曜日
第101回おたのしみ会クレマチス
5月10日(土)に、第101回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。
大阪会議150年特別記念として、普段のクレマチスとは趣向を変えて、花外楼ゆかりの品々から、お気に入りを選んでいただくお福分けを企画致しました。また、ギャラリーや茶道具店の方にご協力いただき、とっておきの素敵な品々をご出品いただきました。
大阪商業大学の明尾圭造先生には、お話や、お買い物の際のアドバイスも。お客様は、それぞれお気に入りの品物をご覧になり、お店の方々ともおしゃべりをしながら、楽しくお買い物をしておられました。
季節のお弁当を販売させていただきましたが、テラスなどでバラが美しく咲き誇る中之島公園を眺めながら、いつもと違うスタイルで楽しんで下さったようです。