本日、第71回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、今年3月末まで大坂城天守閣館長を務められ、現在、九度山・真田ミュージアム名誉館長をされている北川央様に、『熊野と四天王寺-熊野街道が結んだ二つの聖地』とういうテーマで講演をしていただきました。今回の公演にあたり、いくつか講演のテーマをご提案頂きましたが、熊野街道の起点の「渡辺津」が近いことから、このテーマでご講演をお願いしました。
平安時代後期「院政期」と呼ばれた時代、上皇たちは幾度も熊野参詣を果たしました。
また、同時代、四天王寺も浄土信仰の聖地としてたいそうな賑わいをみせました。同時代に何故、熊野と四天王寺が多くの参詣者を集めたのか、信仰の共通性についてお話をしていただきました。第二段もお願いしたいと好評でございました。