花外楼北浜本店にお迎え人形を展示しました。平安時代の中頃、951年に始まった天神祭が、現在のように盛大になるのは、17世紀末の元禄文化が華やかな時代でした。そのころ、神様を奉載した「船渡御」をお迎えするための「お迎え船」に、豪華絢爛の風流人形が飾られるようになったのです。この人形を「お迎え人形」といいます。
花外楼では、毎年、大阪天満宮より「お迎え人形」をお借りし、展示させていただいております。
今年の人形は木津勘助(きづのかんすけ)。木津勘助は、相模の国足柄山生まれ。豊臣秀吉に仕え、木津川の治水・堤防づくり、勘助島などの新田開発を進めました。寛永16(1639)年の飢饉の際に、大阪城の備蓄米を出すことを願い出たがかなわず、幕府の米蔵を破り町民を救いました。
お迎え人形の木津勘助も侠客にふさわしく、男気のある勇ましい姿をしています。
2018年6月30日土曜日
2018年6月25日月曜日
第32回おたのしみ会クレマチス
今回のクレマチスは、関西大学社会学部教授の与謝野有紀先生を講師に迎え、「洗練された良質な都市文化とその記憶を最新技術で掘り起こす-花外楼が所蔵する名品の超高精細デジタル画像などを用いて」というテーマで講演をしていただきました。
当店所蔵の菅楯彦作「大川の夕涼み」を床の間に飾り、その他大阪画壇の絵などを超高精細デジタル画像でスクリーンに映し出し、肉眼ではわかりずらい、そこに描かれた良質な都市文化や、細部まで精緻に描かれた作品の素晴らしさをお話していただきました。
ルーヴル美術館のミロのヴィーナス、モナリザから始まり、大阪画壇の絵まで、実に楽しくお話いただき、続編も是非とのご要望も数々寄せられ、感謝でした。
当店所蔵の菅楯彦作「大川の夕涼み」を床の間に飾り、その他大阪画壇の絵などを超高精細デジタル画像でスクリーンに映し出し、肉眼ではわかりずらい、そこに描かれた良質な都市文化や、細部まで精緻に描かれた作品の素晴らしさをお話していただきました。
ルーヴル美術館のミロのヴィーナス、モナリザから始まり、大阪画壇の絵まで、実に楽しくお話いただき、続編も是非とのご要望も数々寄せられ、感謝でした。
2018年6月15日金曜日
NHK大河ドラマ特別展 西郷どん
NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」が5月26日(土)東京芸術大学美術館でスタート致しました。
大阪では7月28日(土)より大阪歴史博物館で開催されます。
花外楼からも伊藤博文直筆の書『大阪会議覚書』が展示されます。
この度、立派な図録が送られて参りました。そこには、伊藤博文の書と、博物館に保存されている、明治時代に建てられた2代目の「花外楼」の模型写真が掲載されています。
大阪では7月28日(土)より大阪歴史博物館で開催されます。
花外楼からも伊藤博文直筆の書『大阪会議覚書』が展示されます。
この度、立派な図録が送られて参りました。そこには、伊藤博文の書と、博物館に保存されている、明治時代に建てられた2代目の「花外楼」の模型写真が掲載されています。
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