両親は堂本印象先生と親しくさせていただいたようでございます。
昭和39年に前の花外楼(現在工事中)の建物ができた時に、印象先生から直々に頂戴した作品です。座敷の床の間に掛け軸ではなくていつも飾っておける絵を欲しいとの要望に応えて制作してくださいました。先生は既に晩年になられていたのでしょうか。抽象の世界を表現したいとの思いもお持ちでしたが、一般の方々にも馴染みやすい作品にしようと制作してくださいました。とても大きな作品で額縁も立派です。大広間の床の間には、どっしりとこの作品が位置を占めていました。
この作品のファンのお客様も大勢おられました。現在、この作品は大坂城店のホールに掛けております。
2014年9月22日月曜日
2014年9月13日土曜日
柴田家門
子供の頃、北浜の本店で住んでいました。創業から2代目の建物で、明治44年に建築され地下1階、木造3階建てでございました。その座敷の欄間にこの額がかかっていたのをよく覚えています。
作者は柴田家門(文久2年~大正8年)。内閣書記官、法制局参事官等を歴任され、貴族院を経て、殖産局総裁また文部大臣として教育界に大きな役割を果たされ、明治天皇の漢学師でもあったようです。
本学には桂太郎より木戸孝允公の伝記編纂の命を承り、今46年を経てここに一言大阪会議のいきさつを申すと書かれています。
徳光正子
2014年9月5日金曜日
素敵な贈り物
「繁」
幾代経し
苔むす松の緑かな
先日、書家 岩木星澄先生が大安の日を選んでホテルニューオータニ店出店のお祝いにと届けて下さいました。
何度も大病をされながら克服して今も元気にご活躍されています。
おめでたい書を頂戴いたしましたので、お客様にも、おめでたく繁栄していただけるようにとの願いをこめて店内に飾っています。
幾代経し
苔むす松の緑かな
先日、書家 岩木星澄先生が大安の日を選んでホテルニューオータニ店出店のお祝いにと届けて下さいました。
何度も大病をされながら克服して今も元気にご活躍されています。
おめでたい書を頂戴いたしましたので、お客様にも、おめでたく繁栄していただけるようにとの願いをこめて店内に飾っています。
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