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2025年7月1日火曜日

天神祭 お迎え人形

 花外楼北浜本店に御迎人形を展示しました。平安時代の中頃、951年に始まった天神祭が、現在のように盛大になるのは、17世紀末の元禄文化が華やかな時代でした。そのころ、神様を奉載した「船渡御」をお迎えするための「お迎え船」に、豪華絢爛の風流人形が飾られるようになったのです。この人形を「御迎人形」といいます。

花外楼では、毎年、大阪天満宮より「御迎人形」をお借りし、展示させていただいております。
今年の人形は、「胡蝶舞」。胡蝶舞は、六十代醍醐天皇の延喜八年(908)に山城守忠房朝臣が作った舞楽。華麗な羽をつけて蝶のように舞うのが特徴です。