本日、大阪商業大学公共学部教授の明尾先生が企画された『花外楼で愉しむ大阪画壇 ~これで貴方も大阪画壇通~』のシリーズ5回にわたる講座の第5回目を開催致しました。
今回のテーマは『長崎派の名品を堪能~司馬江漢・鶴亭・泉必東等」』。享保16年(1731)に長崎に渡来した清朝の画家・沈南蘋[しんなんぴん]は、緻密な写実的描写と鮮やかな色彩を特徴とする画風でたちまち人気を博し、伊藤若冲や丸山応挙など江戸中期の画家にも多大な影響を与えました。
江戸後期の蘭学者にして洋風画家である司馬江漢、長崎南蘋派の熊斐、森蘭斎、泉必等、鶴亭の作品をご紹介いただきました。また、所蔵家のご厚意で、伊藤若冲、上田耕夫の作品もご出品いただきました。ロビーには、室町時代の楓と鹿の秋の風情漂う屏風も展示していただきました。展覧会でも一堂に会して見ることのできない素晴らしい作品を見ることの出来る貴重な機会となりました。
2024年9月21日土曜日
花外楼で愉しむ大阪画壇 ~これで貴方も大阪画壇通~
2024年9月7日土曜日
第93回おたのしみ会クレマチス
本日、第93回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、歴史小説家の塚本靑史様に「中国の淀君、傾国の美女色々」というテーマで講演をしていただきました。
「傾国の美女」といえば、楊貴妃が代表的ですが、中国4000年の長い歴史の中には、かなり特異な美女悪女の類が満載です。
「酒池肉林」の妲己や、呉越の西施、項羽の愛妾、虞美人。劉邦の正妻呂妃、武帝の陳阿矯、など、君主を惑わし国を傾けさせるほどの美女たちの逸話を、歴史小説家ならではの視点で語って頂きました。
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