本日、第71回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、長年にわたり『上方芸能』の編集長を務められ、現在追手門学院大学文学部講師をされている広瀬依子様に「近松作品・その人気を探る」というテーマで講演をしていただきました。『曽根崎心中』で著名な江戸時代の劇作家・近松門左衛門の作品は、根強い人気を誇っています。近松作品は時代を超えてなぜ心に響くのか、近松門左衛門の生涯や近松作品の特徴や魅力について解説していただき、近松作品は恋愛や家族の揉め事等身近な題材を舞台化しており、それは現代の我々にも通じる部分があるのだということでした。
広瀬様のお話がとても分かりやすく、面白かったという感想をいただきました。