本日、第80回おたのしみ会クレマチスを開催いたしました。今回は、大阪商業大学公共学部教授の長妻三佐雄様に「三宅雪嶺が見た大阪・関西の実業家たちの魅力」というテーマで講演をしていただきました。
明治・大正・昭和の三大にわたり活躍した言論人である三宅雪嶺。史論家としても多くの著作を残すとともに、同時代人たちのスケッチを数多く試みた人物です。雪嶺が雑誌『実業之世界』に寄せた文章や、経済や実業家に注目した文章から、当時の大阪の実業家たちをどのように評価していたのかをお話いただきました。
三宅雪嶺は金沢生まれで、石川県近代文学館に石川県ゆかりの文学者として展示があり、金沢ふるさと偉人館にも「近代日本を支えた偉人たち」として三宅雪嶺のコーナーが設置されているようですが、このような機会がないと知り得ない人物について話を聞く貴重な機会となりました。