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2017年6月30日金曜日

天神祭 お迎え人形

花外楼北浜本店にお迎え人形を展示しました。平安時代の中頃、951年に始まった天神祭が、現在のように盛大になるのは、17世紀末の元禄文化が華やかな時代でした。そのころ、神様を奉載した「船渡御」をお迎えするための「お迎え船」に、豪華絢爛の風流人形が飾られるようになったのです。この人形を「お迎え人形」といいます。
花外楼では、毎年、大阪天満宮より「お迎え人形」をお借りし、展示させていただいております。
今年の人形は「鬼若丸」。平安時代の僧で、武蔵坊弁慶の幼名。比叡山で修行の後、牛若丸(源義経)に仕えました。文楽や歌舞伎の「鬼一法眼三略之巻(きいちほうがんさんりゃくのまき)」に登場します。